ワイキキで強盗致傷事件発生、ご注意!

ワイキキで強盗致傷事件発生
注意喚起

KCCに続くモンサラットアベニュー

 

11月11日(土)正午頃,邦人旅行者5名がレンタル自転車で、ワイキキからKCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)ファーマーズ・マーケットに向かう途中で、強盗致傷被害に遭う事件が発生しました。

 

旅行者の皆様は、ハワイの治安が決して良好であるとはいえないことを改めてご認識いただき、下記の被害防止対策や在ホノルル日本国総領事館ホームページ掲載の安全の手引きの注意事項を念頭において行動していただきますようお願いします。

 

1 被害状況

 

(1)11月11日(土)正午頃,邦人旅行者5名がレンタル自転車BIKIで,ワイキキからダイヤモンドヘッド北側のKCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)ファーマーズ・マーケット(露店市。邦人旅行者にも高い人気)に向かう途中で,強盗致傷被害に遭う事件が発生しました。

 

(2)犯人グループは運転していた車1台を進行中の被害者1名の自転車に寄せて来て、さらに扉を開けて行く手を塞いだ後降車し、拳銃様のものを用いて、抵抗する被害者の頭部を5、6回ほか全身合計で十数回殴打したうえ、被害者が所持していたバッグを強奪しました。

 

(3)さらに、被害者グループの他の2名が助けに駆けつけたところ、同2名の自転車の前カゴにバッグが置いてあったことから、これらも強奪したうえ、車で逃走しました。

 

(4)殴打された被害者は、その後救急車で病院に搬送され10針を縫う治療を受けました。

 

オープン前からいつも大賑わいのKCCファーマーズマーケット

 

2 被害防止対策

 

(1)ここ最近、オアフ島内で邦人旅行者が被害に遭う事件が増えています。ハワイの治安は日本に比べて、決して良好ではないことを旅行者・邦人の皆様は今一度認識していただきますようにお願いします。

 

(2)犯罪者らは、外観から旅行者かどうかをすぐに見抜き、旅行者が確率的に高額な金品を所持している可能性が高いことや、犯行後に逮捕されても、煩雑で再度のハワイ訪問を要する裁判手続を旅行者が嫌って法廷証言に出頭せず、結果として無罪判決を得やすいことを承知のうえ、旅行者をターゲットとして狙う傾向があります。

 

(3)深夜帯の外出はもちろんのこと、昼間でも人通りの少ない場所を通る場合は、犯罪被害に遭う可能性が高まりますので、できる限り避けてください。

 

(4)また、11月8日の領事メールでお知らせしたとおり、ワイキキの高級ホテルのエレベーター内でさえも、拳銃様のものを示す手口の邦人の強盗被害が発生しています。あらゆる場所に犯罪被害の危険が潜んでいますので、不審な様子を感じた時は、すぐにその場を立ち去る等被害防止のために細心の注意を払ってください。

 

(5)レンタル自転車をご利用の際は、ひったくり等の犯罪を誘発しますので、前かご部分にバッグ等を置くことはおやめください。できるだけ所持品を少なくした形でのご利用をお勧めします。

 

(6)外出時は、貴重品等の携行は最小限にし、不幸にして被害にあった場合は、犯人がナイフや拳銃を隠し持っている可能性も念頭におき、生命・身体の安全を最優先に考え、抵抗せずに被害品をあきらめ、速やかに安全な場所へ避難した後、直ちに911警察通報を行ってください。

 

(7)ハワイご旅行の際は、犯罪被害や高額な医療費を念頭に置き、渡航前に確実に旅行者保険に加入されることを強くお勧めします。

 

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■在ホノルル日本国総領事館(管轄:ハワイ州,米領サモア)
住所:1742 Nuuanu Avenue, Honolulu, Hawaii 96817-3201,
電話:(市外局番808)543-3111
国外からは(国番号1)808-543-3111
FAX:(市外局番808)543-3170
国外からは(国番号1)808-543-3170
ホームページ: ( http://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html )

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